「死にカタログ」(大和書房)寄藤文平

様々な死について書かれた本です。 "死のカタチ""死のタイミング""死のものがたり"など、世の中には様々な死があることがわかります。 重たい内容ではなく、著者のブロックのような絵で、穏やかに死が描かれています。 どうして、みんなそうなんだろうか。テ…

世界「比較貧困学」入門(PHP新書)石井光太

とても読みやすくてわかりやすい本でした。 世界には2種類の貧困があります。"絶対貧困"と"相対貧困"です。 絶対貧困とは「1日2.5ドル以下の暮らし」をしていることで、世界で12億人いるとされています。 相対貧困とは「等価可処分所得(1世帯の可処分所得を…

荷物を投げつけた宅配員

少し前、荷物を投げつける宅配員の動画が話題になりました。www.asahi.com 私が初めてこの動画を見たとき、少し笑ってしまいました(笑)。 なぜ笑ったのだろうかと、自分でも不思議に思ったので、少し考えてみました。 私は誰かの荷物を全力で投げつけるこ…

「僕たちのゲーム史」(星海社新書)さやわか

スーパーマリオはアクションゲームではない 第一章からおもしろいタイトルがつけられています。著者によるとスーパーマリオはアクションゲームではなく、アドベンチャーゲームだそうです。実際、付属しているマニュアルにもファンタスティックアドベンチャー…

長い文章が嫌い

私は本を読むのが好きなので文章をよく読みます。しかし、長い文章を読むのは好きではありません。これはブログでも同じで、長い文章は読む気をなくします。 "これは長い文章だ!"と判断した場合確実に飛ばしながら読みます。すべての文章は読みません。必要…

「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)岸見一郎 古賀史健

100万部をこえるベストセラーになっている本です。フジテレビでドラマ化もされます。(マジか…)www.fujitv.co.jp 気になったところを勝手に引用します。 われわれは過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。人生とは誰…

ブログに書く内容が思いつかないとき

ブログに書く内容が思いつかないときにはどうすればいいでしょうか。ネタとして使えそうなことを挙げてみました。 思い出話 これが1番読者の興味をそそるでしょう。思い出話はその人しか書くことのできない記事です。プライベートを公開するので、精神的な負…

Kindle Paperwhiteは読みやすいけど使いづらい

Kindle Paperwhiteは電子ペーパーという特殊なディスプレイが用いられている電子書籍リーダーです。パソコンやスマートフォンのディスプレイよりも目に優しくて、実際の本の質感にちかいです。暗い場所でも問題なく読めます。文字の大きさも買えられます。文…

「強いられる死」(角川学芸出版)斎藤貴男

この本は、自殺未遂した方や自死遺族の方をインタビューした記事をまとめたものになります。自殺について書かれた本というより、雑誌に書かれた記事を改めてまとめたものという印象でした。 本を読んでいて気づいたのは、私が"経営者が自殺する"ことに対して…

レッドスターを頂くための記事

今週のお題「2017年にやりたいこと」あけましておめでとうございます。「2017年にやりたいこと」についての記事を書くと、はてなさんからレッドスターがもらえるそうなので、ありがたく書かせて頂きます。 「2017年にやりたいこと」はレッドスターを頂くため…

「つくられる偽りの記憶」(化学同人)越智啓太

おもしろい本でした。人がフォールスメモリー(偽りの記憶)をつくり出す現象を、様々な心理学の実験から論じた内容でした。 気になったところを勝手に引用します。 アメリカのイノセンスプロジェクトという、"DNA鑑定を行って真犯人を確かめる調査"によると、…

2016年にブログに書いた本を適当にまとめる

2016年の終わりに、読んだ本を適当にまとめてみようと思います。 gowalk.hatenablog.com 「ニートの歩き方」(技術評論社)pha はブログで最初に紹介した本になります。京都大学へ進学しても、ニートになる人もいる。生きづらさを感じている人を励ましてくれ…

「美の構成学 バウハウスからフラクタルまで」(中公文庫)三井秀樹

著者は大学で「構成学」を教えている先生です。 「構成学」とは、あまねく造形に共通する原理で、ファッションセンス、インテリアコーディネートなど、身近な生活の美の基準を説く研究領域のことらしいです。 気になったところを勝手にまとめます。 ヨハネス…

「わかりやすい文章を書く全技術100」(クールメディア出版)大久保進

kindleで99円だったので買ってみました。 参考になった部分を勝手に引用します。 修飾の順序には、「大状況から小状況」と言われるルールがあります。大きな出来事を説明している修飾語を前に、小さな出来事を説明している修飾語を後に。重要な内容を前に、…

Googleからのアクセスが増えた

元々このブログは、Twitterやはてなブログからのアクセスが多かったのですが最近Googleからのアクセスが増えました。ブログを始めて1か月くらいはTwitterからのアクセスが多かったです。はてなブログからのアクセスはほとんどありませんでした。おそらく、は…

「日本人の9割が知らない遺伝の真実」安藤寿康

楽天koboで450円引きで買いました。 最近、橘玲氏の「言ってはいけない 残酷すぎる真実」が売れているそうです。(私は読んでいないので詳しくは知りませんが)この本は"遺伝によって多くのことが決められてます"という内容らしいです。この本の根拠になってい…

人はいつか死ぬ

人はいつか死ぬけれど、いつ死んでも構わないと思っている人は世の中にどれくらいいるのだろう。 ちなみに私は、いつ死んでも構わない。 生きている間に成し遂げたいことなんてないし、日本社会は沈んでいっているし、社会から必要とされている気配もない。…

「夜と霧」V.E.フランクル 池田香代子 を読んだ感想

「夜と霧」がどんな本なのかの説明はいらないと思うので、省きます。知りたい方はググって下さい。 気になった部分を引用させてもらいます。 わたしたちはためらわずに言うことができる。いい人は帰ってこなかった、と。 収容されて数日で、ガス室はおぞまし…

パソコンで電子書籍を読むのはきびしい

このまえ楽天koboで初めて電子書籍を買ったので、家にあるデスクトップPCで読んでみました。 1分で諦めました……。 読みにくい こんなに読みにくいとは思いませんでした。本の位置を変えられないことがこんなにつらいなんて……。電子書籍を読まれるときはデス…

「裸でも生きる」山口絵理子 を読んだ感想

著者はバッグを販売する経営者で 「フジサンケイ女性起業家支援プロジェクト2006」最優秀賞受賞、「Young Global Leaders 2008」選出、シュワブ財団「Social Entrepreneur of the Year in Japan 2011」日本代表受賞など数多くの賞を受賞されています。そんな…

ブログを毎日書く必要なんてない

私はブログを毎日更新していますが、毎日書く必要なんてないと思います。そもそもブログなどというものは基本的に自己満足であり、誰からも必要とされていない自分の中で勝手に作り出した自己アピールと言う名の妄想なのであって、更新しようがしまいが誰の…

「減速して自由に生きる」 高坂勝

著者は小さなバーを営む経営者で、緑の党の初代共同代表です。脱・経済成長のライフスタイル&ビジネススタイルの提案をしています。本は、緑の党の主張を説明している内容に感じました。なんとなく宗教っぽさを感じました。(宗教が悪いというわけではないで…

グリーンスターを頂くための記事

今週のお題「私のブログ・ネット大賞2016」 今週のお題「私のブログ・ネット大賞2016」についての記事を書くと、はてなさんからグリーンスターが1つもらえるそうなので、ありがたく書かせて頂きます。 私がブログを書き始めたのは今年の10月からなので、まだ…

「だまされない女のつくり方」藤本シゲユキ

たまにはこんな本も読んでみました。 著者は、だまされない女のつくり方というサイトを運営していて、月間アクセス数100万PVを突破したそうです。(自然流入でそうなったのかお金で買ったのかは分かりません) 17〜29歳までギタリストをしていて活動していた…

タマタマ様 最弱説

こちらがタマタマ様です。 6匹います。1匹のポケモンであるはずなのに、6匹います。これはおかしい。 戦いというものは本来、正々堂々と一対一で行うものです。一匹のポケモンに対して多数のポケモンで戦うことは、真の戦いとは呼べません。それはリンチ・い…

大学生が読むべき本8冊+約30冊

私が大学時代に読んでためになった本を紹介します。ただし、これらの本を読んだからといって人生が良くなるとは限りません。私が身を持って体現しております。ご了承下さい(_ _) 気になった本があれば是非アフィリエイトを踏んで買って読んでいただければと…

「フェルマーの最終定理」サイモン・シン 青木薫 を読んだ感想

堀江貴文氏の「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った」でオススメされていたので読みました。 私は以前、テレビでフェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズのドキュメンタリーを見たことがあり…

「ランドセル俳人の五・七・五」小林凛

この本が出版されたのは、2013年4月18日です。著者の小林凜(本名は小林凜太郎)氏は当時小学6年生の11歳です。 著者は2001年の5月に944グラムの超低体重児で生まれました。小児科・眼科・脳外科へ通院し、年に1回はMRIの検査を受け、何度も入院しているそう…

血液型で人を判別するのいつまでやるの

本気で信じている人っているのでしょうか。私の周りにも血液型の話をする人がいました。話の種として言っているのか、本気で血液型で性格を判別できると信じているのかわかりませんでした。それって本気で言ってる?血液型で人を判別できるわけないよね?科…

「共生虫」村上龍

ツイッターでFFさんに教えてもらった本です。 中盤まで、この本は面白くないかもしれない……と思っていましたが、PHSが出てきたあたりから俄然面白くなりました。インターネットが、この本のテーマの1つになっています。 主人公のウエハラはひきこもりです。 …