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「地下室の手記」(光文社古典新訳文庫)ドストエフスキー 安岡 治子

言うまでもなく、友人たちとの親交は長続きしなかった。あっという間に仲違いし、若気の至りでまるで絶好でもしたように連中に挨拶することさえ止めてしまった。もっとも、そんなことは、たった一度きりのことだったのだが。そもそも俺は、いつも一人ぼっち…

「夜は短し歩けよ乙女」(角川文庫)森見登美彦

Kindleでセールをしていたので買いました。アニメ化されるということで、今話題になっているようです。 あらすじ 後輩である少女に恋をしている「私」は、彼女という城の外堀を埋めるべく日々彼女を追い掛け、なるべくその目に留まろうとしている。しかしそ…

「空想世界構築教典 増補改訂完全版」(洋泉社)宮永忠将

分厚い…!約600ページあります。 この本はファンタジーの辞書です。ファンタジーについての基礎知識を学ぶことができます。 本の目次序章 トールキンの世界構築の章第1章 空想世界の骨組み 第2章 物語の舞台の決定 第3章 宗教・神話の決定 第4章 国家・政治…

「共生虫」村上龍

ツイッターでFFさんに教えてもらった本です。 中盤まで、この本は面白くないかもしれない……と思っていましたが、PHSが出てきたあたりから俄然面白くなりました。インターネットが、この本のテーマの1つになっています。 主人公のウエハラはひきこもりです。 …

ひきこもり小説「最後の家族」村上龍

この本は、ツイッターでFFさんに教えてもらった本です。 ひきこもりの私にとって、この小説はとても面白かったです。著者は村上龍ですが、読みやすい本だと思いました。段落のない文章が長々と続くようなものではなく、会話が多かったです。 主人公の内山秀…

「四畳半神話大系」森見登美彦

この本の著者は「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞された森見登美彦氏です。 この小説は、4つの話にわかれています。 しかし、4つとも同じ話です。 ただし、4つとも完全に同じ話というわけではなく、登場人物と舞台が同じなだけで、ストーリー自体…

「誰もいない夜に咲く」桜木紫乃

ツイッターのTLで話題になっていたので、読みました。 この本は、7話の異なる作品が収録されている短編集になります。すべて北海道が舞台です。最初の作品だけ男性の主人公ですが、それ以外は女性の主人公となっています。 1話目「波に咲く」は、牧場で働く…

「教団X」中村文則 を読んだ感想

芥川賞作家又吉直樹氏が推薦していたので読んでみました。 Amazonのレビューで「性描写が多い」と書かれていますが、私もそう思いました。純文学に慣れていないからかもしれませんが、性描写の多さに少し戸惑いました。 本は面白かったです。 楢崎透は立花涼…

「イン ザ・ミソスープ」村上龍 を読んだ感想

この本が、2ちゃんのまとめサイトで、怖い小説として挙げられていたのを覚えています。なので、きっと怖いだろうと思いながら読みました。 そしたら怖かった。 グロテスクな表現が出てくるのは、主に後半の一部だけですが、最初から最後まで恐怖心のようなも…

「空白を満たしなさい」平野啓一郎 を読んだ感想

平野啓一郎氏のことは、新書「私とは何か」を読んで知り、面白かったので小説も読んでみようと思って、「空白を満たしなさい」を読みました。 ストーリーは、死んだ人間が世界各地で生き還るファンタジーで、生と死について考えさせられるものです。 突然よ…

直木賞受賞した朝井リョウ「何者」がとても面白かったので感想を書きます。

私は、子供の頃全く本を読みませんでした。(ここでいう本とは文字だけの本のこと)学校で本を読む時間があったので、そのときだけ読んで、他の時間に本を読むことはほぼありませんでした。漫画は多少読んでましたけど、周りの同級生より、読んでなかったと…
















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