無職は働いていないことをどう思っている?

私は現在無職です。かれこれ1年以上働いていません。


私の親から見ると、無職はダメ人間でしょう。
世間的に見ても、無職はダメ人間でしょう。
私から見ても、無職はダメ人間です。


私はダメ人間であることをそんなに悪いことだと思っていません。人間には、ダメな部分が必ずあるからです。学校に遅刻したり、友達との約束を忘れたり、仕事で失敗したり、上司に失言したり、交通違反したり、レンタルビデオを返し忘れたり、あんなことそんなことあるはずです。人間は完璧な生き物ではありません。どこかで失敗をします。


失敗を糧にして、同じ失敗を繰り返さないようにすることが大切だと思っています。ダメ人間になったことを反省して、ダメ人間から抜け出すように努力すべきだと思います。


働かなくなったことは、私の人生において、必要な失敗であると考えています。遅かれ早かれ、私は多くの人が思い描いているような人生のレールから、外れていただろうと思います。(これについての根拠は特にないけど)


無職になる前の私は、働いていない人に対してマイナスのイメージがありました。働いていない人は経済を回さない、人の役に立たない、社会において不必要な存在であると思っていました。しかし実際無職になってみると、家に住んでいて、ご飯を食べて、家事を多少こなす存在であることが分かり、水道代・電気代・ガス代・食費などによって経済を回し、家事をこなすことによって多少は人の役に立っている、そんなに必要ではないけれども、いくばくか必要な存在であることが分かりました。


今の私は、働いていないことを悪く思っていません。むしろ、肯定的に捉えています。【必要なときがくれば働くようになる】と信じています。無職であること自体は、良くないことかもしれませんが、【人生において無職になる期間】はあっても良いと思います。


無職になるのは、様々な理由があると思います。メディアでも、無職の方や無職に近い生活をしている方が取り上げられることがあります。それぞれの方に異なる理由があり、まとめて無職といっても、異なる人間です。

無職だからといって、悲観的になってしまうとせっかくの休みが台無しです。無職であることを楽観的に考えて、肉体的・精神的に休息をとる期間だと捉え、次のステップへ上がるための休憩時間だと思って、これからの人生に繋げていきたいです。