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「爆発的進化論」(新潮新書)更科功

科学・テクノロジー

読みやすい本でした。


爬虫類は哺乳類の祖先ではない。ただし爬虫類と哺乳類は、進化的に「兄弟」のような関係で、共通の祖先(初期の有羊膜類)がいた。その共通祖先は、おそらくあごで音を聞いていたと考えられている。


あごで音を聞いていたというのは面白かったです。ヘビやトカゲなどの地面に這いつくばっている爬虫類は、今でもあごで音を聞いているそうです。


ハルキゲニアhttp://japanese.engadget.com/2015/06/25/hallucigenia/

「耳で見る」ことを「音源定位」という。この能力がもっともすぐれているのが、夜中に活動するメンフクロウである。


以前読んだ本「目の見えない人は世界をどう見ているのか」で、目の見えない人は音で物の位置を判断していると書いてありました。あれは音源定位を行っていたようです。目が使えないと自然とそうなるようですね。

目の見えない生物は、目の代わりに電気や音でを使って周りを判断しているようです。目で見るのが1番効率がいいけれど、泥水や洞窟の中には光は届かないので、苦肉の策で電気や音を使っているようです。


じつはふつうの魚でも、少しは空気呼吸をするものが結構いるのだ。冒頭の金魚もそうだ。金魚はけっして水中からでたりしないが、それでも少しは空気呼吸ができる。それは、水中にすんでいても空気呼吸ができるほうが有利だから、自然選択によって空気呼吸ができる能力が維持されているのだろう。


魚の持つ"うきぶくろ"は、肺からつくられたものだそうです。水中にいるのに肺をつくっていたというのは面白いですね。


もう、やめよう。今年こそは、やめよう。そう思いながらも、なかなかやめられないことがある。それは、「恐竜は絶滅しました」と言うことだ。日常の会話でも、あるいは講義中でも、うっかり口から出てしまう。でも、こういう説明は、そろそろ時代遅れになりつつある。なぜなら、恐竜は絶滅していないからだ。


恐竜が絶滅していなかったことを初めて知りました。1980年頃にはすでにわかっていたようですが、文句をつける人達がいて受け入れられなかったそうです。

その人達は指の問題と羽毛恐竜問題の2つを反論材料としていたようですが、最近その反論も解決されて、「鳥は恐竜の獣脚類から進化した」ことがほぼ確定したそうです。


最近、新しい説が提唱された。この説にはとくに大きな問題がなく、鳥類の飛行の起源に関して、現在もっとも有力な説と考えられる。その説によれば、飛行の起源は、坂を駆け上がることだというのである。


まったく関係ない話かもしれませんが、サッカー選手が坂を駆け上がる練習をメニューに組み込んでいるというニュースをテレビで見たことがあります。

サッカー選手は、将来鳥になるのかもしれません。




かなり優しい本なので、中高生でも読めると思いました。生物の知識を増やしたい方にオススメします。

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