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「死にカタログ」(大和書房)寄藤文平

長生き

様々な死について書かれた本です。


"死のカタチ""死のタイミング""死のものがたり"など、世の中には様々な死があることがわかります。


重たい内容ではなく、著者のブロックのような絵で、穏やかに死が描かれています。

どうして、みんなそうなんだろうか。テレビでだって、「死を考えるのは大切なことです」って、よく言ってるではありませんか。僕は、逆に「死」に挑んでみたくなりました。そして、ちょっと興奮しながら死について考えはじめたのでした。

1週間もしないうちに、なんだか元気がなくなってきました。

本当に感謝の言葉もありません。〆切りが1年半も遅れても、笑顔でいてくれる人はそういないです。

死を考えることは辛いことのようです。この本を書くのに〆切りを1年半遅らせて、2年以上の時間をかけたそうです。死を書くのは大変ですね…。


僕が好きなのは、死んだらとなりの島に行くという、パプアニューギニアの死のカタチです。みんながそういうつもりで生きていたら、きっとおだやかでしあわせだろうなと想像したら、楽しい気持ちになりました。


「死で、やる気が出る。」


誰だって、死を気持ちいいものと考えたほうが、生きていて楽しい。


私が1番いいなと思った死は、「鳥にのって天国へいく」【チベット密教】です。

島に遺体をついばませる鳥葬をする地域では、死んだ人は鳥によって天に導かれます。チベットでは輪廻転生が信じられていて、魂のぬけた肉体は自然に還すという合理的な意味もあります。
川喜田二郎「鳥葬の国」


なんかかっこいいです。最近ツイッターで「永遠の命を手に入れて宇宙を飛び回りたい」と言っていた方がいて、なんかかっこいいな…と思いました。私は「飛ぶ」という表現が好きなのかもしれません。


現実には人間が鳥の背中にのって飛び回ることはできませんが、「鳥にのって飛ぶ」のはとても楽しそうなので、私も死ぬときはそうしてもらいたいです。(^-^)


なんで死んだの?お葬式があったり、誰かが亡くなったと聞くと、どうしてもその死因を聞きたくなってしまいます。


「知ってどうする。」


心筋梗塞でも交通事故でも、死んでしまったことに変わりありません。半分は納得したいからですが、半分くらい好奇心のような気もする。


私が昔、母親の葬儀に出席したかぎりでは、死因を聞いてくるのは身内ではなく、少し距離のある親族やご近所さんだけでした。納得でも好奇心でもなく、ただ会話のきっかけとして聞いているような気がしました。


会社の同僚の親族の死であれば、好奇心で死因を聞くことはあると思います。というより、この場合は好奇心しかないと思います。本人から話すのであればまだわかりますが、わざわざ他人の死因を聞くのは配慮に欠けていると思います。"家族の死因をたずねてほしい人"なんているのでしょうか。




絵が多いので、子どもでも読めると思いました。軽い気持ちで死を考えるには良い本です。

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