つまらなかった本のまとめ 12冊

「書を捨てよ、町へ出よう」寺山修司

文章がポエムというか、なんだか読みづらかった。まったくリズムがつかめないまま読み終えてしまいました。私には、この本の独特の雰囲気は合いませんでした。世間的には評判のはず。






ゴールデンスランバー伊坂幸太郎

世間的には好評ですが、私には合いませんでした。伊坂幸太郎氏の作品が合わないのかもしれません。すごくつまらないというわけではないですが、私の面白いという部類には入りませんでした。映画化されている超人気作品であり、本屋大賞作品なので、多くの方は面白いと感じると思います。





「ロウソクの科学」ファラデー

科学の名著とされている本ですが、読みづらかったです。有名科学者ファラデーの科学講義を文字と図に起こしたものですが、分かりにくかった……。誰か同じ実験を動画でやっていただきたいです。動画だと分かりやすいと思います。需要はあるはず。





「沈黙」遠藤周作


景色や風景があまりイメージできませんでした。キリスト教に関する小説ですので、私にキリスト教の知識があまりないのも影響したかもしれません。芥川賞作家又吉直樹氏はこの本のファンです。





「誰でもすぐできる催眠術の教科書」林貞年

催眠術に関する勉強ができる本ですが、私に催眠術をかける相手とかいないので、勉強するだけ無駄でした。信頼関係がない相手に催眠術はまったくかからないそうです。多少なりとも心をゆるしてくれないと無理みたい。





「DON'T STOP!」高橋歩


スーパー・ポジティブ・アクティブ・アグレッシブ・リア充の本。私は、こういう人とはやっぱり肌が合わないのでしょう。ちなみに著者は旅好き界隈の間では有名人です。旅好きな人は読んで楽しいかも。写真多め。





「ぼく、路上系社長」前橋靖

貧困ビジネスで成功した方の本です。著者の人生を振り返った内容ですが、肝心な部分である「どうやって成功したか」がいまいち分かりませんでした。人柄だけ分かりました。





「一生お金に困らない3つの力」泉正人

内容の無い自己啓発本です。これがあるから自己啓発本は……。エンゼルバンクという漫画に、参考文献として載っていたので読みました。読まなければよかった。時間の無駄。今まで読んだ本の中で一番嫌いです。





「夢をかなえるゾウ」水野敬也

ストーリー仕立ての自己啓発本です。200万部突破したベストセラーですが、私には合いませんでした。水川あさみ氏主演でドラマ化もされています。ドラマなら面白く感じられるかと思い、見ましたが、やっぱり合いませんでした。社会人には受けるのかもしれません。





「「関係の空気」「場の空気」」冷泉彰彦

コミュニケーションのすれ違いが発生するメカニズムを「関係の空気」「場の空気」という言葉を用いて解説した本です。ごめんなさい、まったく共感できませんでした。





「努力はいらない!「夢」実現脳の作り方」苫米地英人

とにかくポジティブな思考をしていれば、やがて現実となる。という自己啓発本です。著者はオウムの脱洗脳に携わった方で、とても優秀な心理学者・脳科学者なのだと思います。が、この本は……。眉唾ものです。




「起きていることはすべて正しい」勝間和代

公認会計士最年少合格でおなじみ勝間和代氏の自己啓発本です。まったく参考にならないということもないですが、真似したいと思うようなものでもありません。自己啓発本の中では、ましな部類かな、と思いました。


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読んでいて、つまらないと感じる本は少ないですが、たまに出会います。



本を読むようになって間もない頃は、つまらない文字列をひたすら読む作業は、苦痛で仕方ありませんでした。



でも、多くの本(50冊くらい)を読み終えたあたりから、つまらない文字列は飛ばせばいい、という考え方になりました。



面白い本の内容でも忘れるのに、つまらない本なら、なおさら忘れます。読む必要ないです。



好みは人それぞれなので、私がつまらなくても、他の人は面白いと思うかもしれません。逆もしかり。






好きなものが共通する人よりも、嫌いなものが共通する人の方が、仲良くなれるそうです。



貴方の嫌いな本は入っていたでしょうか。



入っていた方とは、仲良くなれるかもしれませんね。