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安らかな心を手に入れるための本 「ワルの知恵本」門昌央

この本は2005年のベストセラー本ランキングで10位になった本だそうです。タイトルは「ワル知恵本」となっていますが、ワルい人間になるための本ではありません。むしろ、人間関係に悩んでいて辛い人が、安らかな心を手に入れるための本です。


真面目に生きている私が、なんでこんなに辛い目にあわなければならないのだろう……。


そんなアナタの視点を変えるための本です。


人を操ることのできる人が、何を考えているのか。アナタを辛い目にあわせている人の思考を学ぶことで、抵抗力をつけることができます。うまく行けば、反撃もできます。



本の中身は、相手の心を見透かしたり、相手を操ったりするための心理学の本です。本に基づいて訓練を積めば、人を操ることのできる人間になれるでしょう。(悪用は厳禁)


人を操るというと凄く悪い人間に思われますが、人と人は影響を与えあいながら生活をしている動物ですので、誰かの言葉や誰かの行動から自分という人間はできています。人と人は、お互いを操り操られながら生きています。


積極的に人を操ろうと思っていなくても、気付かないうちに誰かを操っている可能性は十分あります。というか、それが普通でしょう。





この本を読むことで、周りの人とコミュニケーションを取りやすくなると思います。信用できる人と信用できない人を見分けられるようになり、人を褒める術を学ぶことができます。


この本で1番参考になったのは褒める方法です。私も、人を褒めることはとても重要だと思っています。


どんなに威張っている人でも、褒めに弱い。基本的に褒められて不愉快に思ったり、反感や敵意を抱く人はいない。繰り返し繰り返し褒めて、相手を骨抜きにする。


この技術を磨けば、仕事で成功できるかもしれません。





他に参考になったのは、「口のうまい人と口論をするべきではない・理論が通用しない人とは直感で戦うか、物事の本質を見抜ける人に同席してもらう」というものだ。


相手が得意とする理論という同じ土俵で戦っても、勝てるはずがない。なので、口論するべきではない。理論が通用しない人を説得するのは不可能なので、直感で戦うしかない。




他にも、「恥を捨てたら何でもできる」は人の本質を無視した言葉、というのも共感しました。


ー結局、恥を捨てることができるのは、もともと恥の感覚が極端に薄い人か、莫大な借金を背負うなどしてそうせざるを得ない状況に追い込まれたケースなど、とことん追い込まれたり、落ちるところまで落ちた場合だけだ。ー


たしかに、その通りだと思いました。



他にも、先輩社員が若手に飲みに誘って断られた際に
「無駄に見えても、そうじゃない。酒に強くなって、人付き合いを覚えて、厳しさも教えられた、今のボクがあるのはそうやって鍛えられたからだ」というけれど、

こういうセリフを吐く当の本人は課長どまりで、役員ではない。とか


アホと付き合うとアホが伝染する。肉親間でボケ連鎖が発生しやすいのは、関係が密なため。ひとりがボケると自分の脳細胞を相手に合わせてしまいがちだから。とか、ためになるものばかりでした。



人生に悩んでいたり、疲れている人には、安らぎを与えてくれるはずです。




「ワルの知恵本」(河出書房新社)門昌央

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